今から半世紀前、広島の安佐南区で末森巌人がめん長州を開店した。名前の通りめんが主役の飲食店であるが広島なのに長州という名前は生まれが山口県だったことから名づけられた。そして物語は始まっていた。
広島市内の有名料理屋で修業をしていた彼は「うどんで一儲けしたい」と考えて関西の尼崎にある料理店に修行に出かけた。そこの社長に誘われたのが一番の理由で期間は1年と決めて妻に相談することもなく勝手に決めて修行に出かけた。
ところが修行を終えて広島に帰ってきてめん長州を開店したのは良いが、黒字になるほどの客は来ない。何か良い手立てはないだろうか？ と思案して広島の料理店で勤務していた頃に知り合っていたラーメン店主に相談することにした。
答えは簡単である「広島ラーメン」を作る。レシピを教えてもらい早速の試作と試食。レシピがあり、それなりの調理経験もあるのだから間違えることはない。妻との二人三脚でめん長州はラーメンの提供を始めた。
というわけでめん長州のラーメンは広島ラーメンである。現在は広島の五日市で、ある方が当時のレシピを基にアレンジを加えながら営業を続けているようである。とは言え単純に広島ラーメンと言っても全国区で考えた場合、どのぐらいの知名度が有るのだろう？
というわけで「ばりから（Barikara）」さんと「広島ラーメン」の対決を勝手に始めてみました。個人的な意見ですがこの勝負は「辛さと濃厚さの対決？」になると考えています。
まず認識として日本のラーメン文化は多様で、各地域が独自のスタイルを誇っていることを知る必要があります。この点を押さえながら、辛さと濃厚さの対決として、「ばりから（Barikara）」と「広島ラーメン」を比較してみたいと思います。
ばりからさんは北海道の札幌を拠点にするラーメン店で全国的にも有名ですが、北海道を代表するラーメンではありません。一方で広島ラーメンは広島県を代表する豚骨ベースのラーメンですが、特定のラーメン店を指しているわけではありません。
広島に来てそれなりに知名度の有るラーメン店に行けば多くの場合広島ラーメンです。この立場の違いを認識していただいてから、辛さと濃厚さの両極端な魅力を持つ二つのラーメンを探求してみましょう。
ばりからは、北海道札幌で誕生した辛さが特徴のラーメンです。看板メニューは「ばりからラーメン」で、唐辛子をふんだんに使用した辛口のスープが特長です。スープは豚骨ベースでありながら、辛さが際立ち、食べる者を辛さの世界へと誘います。激辛好きな人にはたまらない一杯であり、辛さの中にもスープの深い旨みが楽しめるのが特徴的です。
麺は中太麺を使用し、スープとの絡み合いが絶妙です。トッピングにはチャーシューやメンマ、ネギ、特製の辛子高菜などが加えられ、辛さと具材の組み合わせが独特な食べごたえを生み出しています。ばりからのスープは、辛いもの好きにはたまらない一杯でありながら、辛さを楽しむだけでなく、スープの奥深い旨みを堪能できるところが魅力です。
広島ラーメンは、広島県を代表するラーメンスタイルであり、その特徴は濃厚な豚骨スープとたっぷりの具材にあります。広島ラーメンのスープは豚骨をじっくりと煮込んで引き出した旨味が凝縮されており、豚の脂と野菜の甘みが調和して深い味わいを実現しています。スープは醤油ベースや味噌ベースのバリエーションもあり、各店舗が独自の味を追求しています。
広島ラーメンの麺は、中太麺が一般的で、しっかりとしたコシが特徴です。スープとの相性を重視し、具材と一体となったラーメンを楽しむことができます。
トッピングには、チャーシューやキャベツ、もやし、ネギなどが豊富に使われ、見た目にも豪華で食欲をそそります。また、ラーメンと一緒に提供されるご飯を添えた「ライスラーメン」というスタイルもあり、ボリューム満点で満足感を得ることができます。
2023年現在、文章を書くのもAIの時代だと言われていて、学生達は提出する論文はAIを使って仕上げたいと様々な挑戦していると聞きます。それに対して大学はAIの正しい使い方（大学教諭にとって都合の良い方法）を公布しようと躍起になっていると噂で聞きました。
そこで私も実験を兼ねてChatGPTに対して私の中高生時代に夢見ていた本屋、拓夢書房に関するブログ記事の作成を依頼してみました。記述した内容は次の通り「青春の思い出 牛田書店 拓夢書房 当時の少年小説 これらの文章を使ってブログ用の記事を作成してください」
この意味のなさない文章を使ってどのようなブログ記事を作成できるのか挑戦でもあります。ちなみに拓夢書房は知人が昔、ネット広告を始めた時に使っていた屋号で「takumushobou.com」のドメインは破棄されたようですが、当時と同じ屋号を使ってウェブサイトの構築には励んでいる様子です。
青春時代は、多くの出来事や感情が鮮やかに色付けられる特別な時期だと言えます。私はその多彩な青春の日々を「本」と共に過ごしました。特に、牛田書店の存在と私の中にあった架空の書店、拓夢書房は私の中高生時代を象徴するようなものでした。
牛田書店での出会い…中学生の頃、私は放課後や休日になると、頻繁に牛田書店に足を運んでいました。あの店内の落ち着いた雰囲気、木の香りが混ざる古書の匂い。ただ店内を歩いているだけで、非日常の空間に迷い込んだような気分になれました。
その牛田書店で夢中になって読んでいたのが「当時の少年小説」です。冒険、友情、成長。様々な物語が私の心を強く打ち、日々の生活に活力をもたらしてくれました。
拓夢書房との新しい関係…高校に進学すると、私の足取りは新たな書店、拓夢書房へと向かうようになりました。拓夢書房は最新の書籍だけでなく、文化的なイベントや講演会も頻繁に行われる場所で、若者たちの新しい文化の発信地として注目を浴びていました。
拓夢書房での時間を通して、書籍だけでなく、人々との交流や新しい価値観に触れる機会を得ることができたと考えています。その結果として現在の自分が持つ視野が広がり、新しい自分に出会うことができたのだろうと思います。
青春の終わりと、新たな出発…高校を卒業し、社会人としての新たな生活が始まる中、私は時折、牛田書店や拓夢書房を訪れることがありました。その都度、学生時代の自分と向き合い、今の自分を再確認するような時間となっています。
青春時代に私を支え、成長させてくれた牛田書店と拓夢書房。これからも、その思い出とともに、新しい日々を歩んでいきたいと思います。